・リボルテック07・オーバーマンキングゲイナー(海洋堂)
海洋堂渾身の新シリーズ…といっても、もう第1段発売から3ヶ月なので新もなにもないんですけど、とにかく、
かなり大規模な宣伝と戦略の中開始されたリボルテックシリーズ。
その最初に発表された商品ラインナップの中でも、好事家の間でもっとも注目を集めたアイテムこそが
このキングゲイナーだったのではないでしょうか。
なんといっても、初のアクションフィギュア化!である。キンゲのアクションフィギュアを出します!と発表こそすれ、
いつまで経っても続報のない(代わりに、サイズ大き目の固定フィギュアが出ましたが)MAXファクトリーに対する期待が
ファンの頭の中で日に日に薄れていく中での突然の商品化発表だったので、ファンからすればまさに青天の霹靂、
ひょうたんから駒といったものですよ(ことわざの使い方が間違っていても気にしないで)。
というわけで、いわゆる山口アレンジへの不安を抱きつつも、キンゲファン「も」納得できるアイテムが発売されるのを
待っていたわけです。さて、その結果は…

プロポーションを見ると、全体的に細身、小顔化していますけど、アレンジは控えめで純粋なアニメファンにも安心です。
リボルテックでは、従来の山口可動とは違い、素立ちが可能になっているものが多いんですけど、他のどのポーズよりも
普通に素立ちさせるのが一番難しかったりします。

今回最大の欠点は、頭の位置が高く、首元がスカスカしていること。角度を付けるためにはその方が良いという判断なんでしょうけども、これにはやはり違和感
が。
というわけで、私は首に使用されているリボルジョイントを、肘などに使用されている少し小さめのサイズのものと取り替えています。
以下の写真はすべて取替え済みです。

やっぱり、素立ちさせるのよりは、ある程度ポーズを決めた状態にしたほうが収まりが良いのが山口ロボ。

チェンガンは、設定どおりに背部にマウントすることが出来ます

台座は付属のものを使用。

可動や造形の面白さと言うと、やはり髪の毛部分が面白いですね

可動を重視しているために、設定とは異なる部分が一番多いのもここだったりします。

左手用の持ち手も付属するのがうれしい所です

付属の台座は、このように地に足を付けないポーズでも飾れるようになっているんですけど、
あんまり高い位置で固定できないのと、ちょっと不安定なのが残念な所です。

もちろん、右手用の持ち手も付属。チェンガンをきっちり保持できず、少しゆるめなのが気になる所です。

握り手、持ち手以外では、この大きく表情のついた開き手が付属。設定画等でおなじみの平手が無いのはちょっと残念です。
フォトンマットリングは、最小サイズのリボルジョイント二つで保持できるようになっており、
髪の毛の先端や足の裏にある穴にジョイントすることできちんと固定できて、このように後光の如く背中に背負った形にすることも、

足元で発現している形にすることも出来ます。

握り手が左右分付属するので、この商品を二つ買えば、このようにチェンガン二刀流も再現可能です。
本編どおりにするには、片方がチェンガンランチャーじゃなきゃいけないんですけどね。
とりあえず、チェンガンは一体につき一つしか付属しないのでご注意あれ。

チェンガンは、刀身部分を交換することで、刃が高熱を放った状態にすることが可能です。
うーん、これよりはチェンガンランチャーに出来るパーツを付けてくれた方が嬉しかったなあ。

とにかく、動かせば動かすほど色々なポーズが決まるのが発見できて、いじるのが楽しくなってきます。

エクソダスガイドの表紙のポーズを再現…キャラクターがゲインさんしかいないけど。
股関節、膝上ロールは、いわゆる山口式可動なのですけれども、そんなにクセはありません。
むしろ、分割線がかなり目立っているのが難点かも?
チェンガンはテープで固定しているだけです。

リボルテックは初購入だったのですけれども、キンゲの立体物としてとっても満足出来ました。2個買ってよかったです。
しかし、キングゲイナーも商品が充実しましたね。写真左端のキーホルダーが待望の立体化だった頃が懐かしいです。
リボルテックでは、基本的に原型を流用できそうなキャラ(エヴァとイングラム)がシリーズとして優遇されそうなのでキンゲものが
今後出るのかどうかはわかりませんけど、ゴレームとかが出たら嬉しいです。
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