■スワンプシング
 


 

 材料
 ・ジャックスパシフィック社のレスラーさんのフィギュア(すいません、名前わかりません)
 ・エポキシパテ
 ・ポリパテ
 ・ファンド
 ・紙粘土
 ・コトブキヤのプラリベット
 

 

 本名;アレック・ホランド
 植物の成長促進剤に関する研究を続けていた科学者アレック・ホランドは、その研究の独占を狙う悪の組織に襲撃され、研究所は炎上、ホランドは火達磨と なって沼に沈んだ。
 だが、ホランドの研究していた成長促進剤などと異常な結びつきを見せた沼の植生たちはホランドとも融合、かくして彼は怪力や再生能力を有する植物怪人ス ワンプシングとなってしまったのだ。
 妻も組織に殺されてしまったホランドは、組織への復讐を誓うが、喋ることも出来ないために彼女を殺した怪物として追われることになってしまう…
 ホラーコミックの巨匠、レン・ウエインによって創作されたこのホラーヒーローは、その独特なストーリーとアートから人気を誇っていたが、彼らが作品を離 れると人気は低迷、後に、人気挽回の策として外部からのエッセンスを取り込もうと、イギリスでその名を知らしめていたアーティストを抜擢することになる― そのアーティスト、アラン・ムーアはスワンプシングの物語を一から再構成した。そのストーリー、そしてライターという役割が果たせる限りの画の構成への尽 力はそれ以前のコミックを「それ以前」のものとしてしまうほどの完成度を有していた…かくして、ムーアによるストーリーラインの中で、この沼の怪人は実は ホランド自身ではなく、彼の記憶を植物がコピーした存在であること、そして、彼は地球を魔法的に構成する四大元素のうちの一つ、大地の精霊であることが明 らかになっていく。
魔法、宇宙、神、超存在などあらゆるオカルト現象をそれまでとはまったく違う形で描いたこのシリーズは現在もなお、コミックスシリーズの金字塔の一つであ るといえよう。
なお、現在ではスワンプシングはやはりホランド自身が植物と融合して変化した姿であるとされており、同時に大地の精霊としての役割も担っているのだ、とい う設定となっている(この四大精霊―火のファイアーストーム、水のナイアド、風のレッドトルネード、大地のスワンプシング―の設定は割と深く突き詰められ ているわけではないっぽい)。




リサイクルショップで売っていたプロレスラーのフィギュアでなんか出来ないかなあ、と思ったけど、体型がコミックとは全然違うし、妙にでかいしでどうしよ う、ということで、ならば全然違うものにしちまおうと相成りました。





基本は素体にいろいろ盛っていっただけなんですけど、肩幅だけは何とかしたいので位置を変えて、ポリキャップを埋め込み、肩をかなり広くしています。
…つーか、元のままだと肩の関節が完全に癒着していて(ナイフで切り離すのも難しいほどになっていた)、普通に動かしたらもげたんですけどね。






思った以上に盛らなきゃいけない部分が広く、多く、あっという間にパテがなくなりそうになりました。
かといってちょっと使ってみた紙粘土はとてもじゃないけど私には扱いようの無い代物。
というわけで、久しぶりにファンドを使用。表面部分のほとんどがファンドで出来ております。





可動部は、元のフィギュアと大体同じくらい(首の可動はもちろん、完全に死んでますけど)。膝上ロールがないのは残念だけど、それ以外は大体DCUCと同 じくらいなので問題なし。
でも、ちょっと、足が腰と干渉して上がりにくい…





ファンドを満遍なく盛って、割り箸とかで押したりして、全身の模様を作っていきました。






デザイン的に、原作に似てるかなあ、という不安があるんだけど、原作のデザインも結構毎回変わっている気がする…








顔。目はプラリベットを貼っ付けてみたけどあんま意味なし。








結構大きいです。7インチくらい。原作だともうちょっと大きいのがデフォ(大きさは割と自由自在)かな。
しかし、並べるのにちょうどいいキャラがいないのがちょっと残念です。ロングコートのいい感じの6インチフィギュアはないかなあ。








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