■グリーンアロー
材料
・X-MENクラシック(06.トイビズ)のエンジェル
・鬼武者(マクファーレントイズ)の柳生十兵衛の弓
・エポキシパテ
・ポリパテ
本名:オリバー・クイン
大富豪であった彼はあるとき、南海の無人島に遭難してしまう。極限のサバイバル空間を、得意の弓矢のテクニックを極限まで高めることで乗り切ったオリ
バーは、無事に帰国を果たした後、自身の財産と弓矢のテクニックを正義のために使おうと決意。弓の使い手のヴィジランテ・グリーンアローとなった。
後に財産を失った彼はコスチュームをロビン・フッドを思わせるものに一新するとともにスタイルをぼやき型に変更。地味なバットマンの亜流ヒーローからよ
りシニカルで味のあるグリーンアロー型ヒーローとでも呼ぶべき新たなヒーローの形を確立したのであった。
性格はシニカルなアウトロー。弓矢だけが武器の生身で、バットマンのように超装備を持っているわけでもない、というある意味ではバットマンを倒せるDC
ユニバース唯一のヒーローかも。「ダークナイトリターンズ」でも、他のヒーローを差し置いて、ただ一人バットマン側のヒーローとして登場している辺りにも
そのキャラクター性を伺えるかと。
でも、孤立してる感がとても強いのに、ジャスティスリーグにほぼ全期にわたって参加してたりするのが不思議。
元フィギュアはケーブルに銃を持たせたくて、武器目当てで買ったトイビズ末期のエンジェル(500円)。
可動などは割とスタンダードなんだけど、モールドが多いのでどうしようかと思っていたのだけれども、パテが余っていたのでこれでモールドをひたすら埋めて
いきました。
さらに無駄な部分をデザインナイフなどで切り飛ばしていくと、この辺りでこいつをグリーンアローにしようと決定。上半身にエポキシパテを盛って、造形開
始。基本的には腕、下半身ともに「削り」だけで処理して、パテで造形したのは頭部、胴体、ベルトくらいです(一応、ブーツの最上部のラインも)。
バックから。背中のバックパックは本来なら大量の矢が納められているはずなんですが…すいません。ただの飾りです。
かお。エンジェルの顔はいじらずに、アイマスク、ヒゲ、髪の毛、帽子をパテで造形しました。
髪の毛、帽子ともに形状が良く把握できなかったので、おかしいところがあると思います。
弓はかなりの長期間にわたって色々探し回り、最終的にはマクファーレンの鬼武者フィギュアに付属のものがジャストフィットだったのでこれに決定。他にも
色々武器がついてるし、可動もなかなか拘っている面白いフィギュアなので、これもおすすめ。でも、どうやってもこの弓を持たせることが出来ないのが悲し
い。
弓は持ちにくかったので針金をピン代わりにして右手と接続できるようにしてます。
これでどんなポーズにも、一応対応できます。
矢も鬼武者付属のものをそのまま使用。矢の穂先は二又のかわりものだったのでスタンダードな鏃に変更しようかと思ったけど、グリーンアローも結構変な矢
を使うので、これはこれで良いだろうとそのままに。
この弓矢、ちゃんと弦で矢を飛ばすことの出来る優れものなんだけど、むしろ弦がちゃんとあるせいで構えさせてもちょっとサマにならない(矢を引っ張って
いるようなポーズにしても、弦は元の位置にあるわけで。さすがに弦を引っ張ったまま保持も出来ないし)のが無念。
弓矢の正しい構え方は良くわからないので、てきとうに原作中からポーズを借りてきております。
腕が長く、可動範囲も広いので結構色々なポーズをとらせることが出来ます。
グリーンアローといえばアウトロー、アウトローといえばバットマン、というわけでバットマンと。
エンジェル素体、羽を取り外して、他のフィギュアと並べてはじめて気付いたんですけど、こいつ、すっげえでかい。羽がでかいせいで他のフィギュアと並べ
てもそんなにおかしくはなかったのね。割とグリーンアローの造形が出来ていた辺り(以前、日記で写真を公開した頃のもの)でバットマンやスーパーマンと並
べてみた所、かなりきっつい違和感があるのに気付かされました。
仕方ないので、無茶苦茶長い脚部の太腿部分の下の方、膝の少し上の部分を切断し脚を6ミリ程短くしました。これでもまだ、結構な長身だし、そもそも脚の
長さに合わせて造形されていた腕がかなり長いままなんですが、まあ、そこは、なんというか、うん。
グリーンアローといえば「グリーンランタン/グリーンアロー」というわけで、グリーンランタン(ハル・ジョーダン)と…並べたかったけどうちにはハルラ
ンタンはないので(今度出る奴は絶対欲しい!)とりあえずパララックスと。
フランクさんと。
この二人が小説媒体でアマルガムると「ヨーマン」という禅の精神を重んじるヴィジランテになります。
しかし、この人、あの素晴らしく出来のいいDCUCクラシックで出るらしいんだよなあ…ううむ
戻る